2021 Fiscal Year Research-status Report
Self-esteem instability and development of friendships, and their causal relationships: Longitudinal study of adolescence
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21K13698
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
小川 翔大 中京大学, 教養教育研究院, 准教授 (90805409)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 自尊感情の変動性 / 友人関係 / パネル調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、思春期・青年期の友人関係の発達と適応の基礎研究として、自尊感情の変動性と友人関係の発達的変化、および、それらの因果関係の実証的解明を目指すものである。 2021年度は、中学生から大学生を対象に3年間のパネル調査を実施するための準備を行った。まず、仮説や使用尺度を再検討し、新たに使用することにしたLifespan Self-Esteem Scale (Harris, Donnellan & Trzesniewski,2018)を邦訳して原著者へ使用許可を得た。また、友人関係以外の対人関係の影響も考慮するため、中学生と高校生には養育者との関係を、大学生には異性の友人関係と恋人関係をNetwork Relationships Inventory(Furman & Buhrmester, 1992)で併せて測定することにした。この研究計画について、所属大学の研究倫理審査委員会で承認を得た。 調査実施の計画について、大学生には2022年5月に1回目の調査を実施予定である。一方、中学校と高校では、3年に渡る調査で負担が大きいことや、コロナ禍のため協力する余裕がないなどの理由から協力が得られず、調査実施の調整が難航している。現在も継続して、中学校と高校への調査依頼を進めている状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度は現所属に異動したため、当初予定していなかった業務も重なり、予定通りの進行ができなかった。また、当初予定していた中学校と高校での調査協力が得られず、現在も中学生と高校生への調査協力依頼と調整を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
3年間のパネル調査は、1年目に2回、2年目と3年目は1回ずつ実施する予定である。大学生への調査実施は2022年度5月から1回目を実施していく。中学校と高校には調査依頼を継続し、2022年度6~7月には1回目の調査を実施できるように計画している。もし中学生と高校生への調査協力が得られない場合は、インターネットリサーチ会社を介した調査実施も検討していく。
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Causes of Carryover |
2021年度は現所属に異動したため、当初予定していなかった業務も重なり、予定通りの進行ができなかった。そのため、調査実施に係る予算を執行しきれなかった。また、コロナの影響で学術大会がWeb開催となった学会も多く、旅費を執行しきれなかった。
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