2022 Fiscal Year Research-status Report
学校給食における地場産加工原料の生産・供給体制に関する研究
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21K14933
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Research Institution | Shujitsu Junior College |
Principal Investigator |
脇谷 祐子 就実短期大学, 生活実践科学科, 講師 (80855164)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 学校給食 / 地産地消 / 加工食品 / 食品流通 / 加工原料生産 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度の業績は以下の通りである。 (1)日本農業市場学会において刊行した『講座 これからの食料・農業市場学』全5巻のうち2022年7月に発行された第3巻『食料・農産物の市場と流通』第10章にて「地産地消型学校給食と食材・食品流通」を発表した。 (2)日本流通学会設立35周年を記念して企画され、2023年3月に発行された『現代流通事典 第3版』7農林水産物流通のコラム「地場産物活用と学校給食」で、地場産原料を使用した加工食品流通の課題を明らかにした。 (3)北海道の加工原料産地と加工食品製造業者、東北の加工原料生産者への調査を実施した。生産地から製造業者への原料移送、製造業者から学校までの加工食品移送が広域であり、北海道でも東北でも地場産原料を使用した加工食品の地産地消が実現できていないことを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度に予定していた現地調査を1年遅れたが対面で実施することができた。しかし、当初計画していた2022年度実施予定の調査研究が進められていない状況である。 北海道の加工原料産地と加工食品製造業者、東北の加工原料生産者への調査を実施した。2022年度に行った現地調査から得られた結果を2023年度に学会報告する予定である。 地場産原料を使用した加工食品の地域内流通が困難になっている要因を明らかにするために、かつて学校給食における地場産原料を使用した加工食品の地域内流通が実現できていた事例調査を実施予定である。継続が困難であった原因を明らかにし、継続を可能にする方策を検討する。
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Strategy for Future Research Activity |
調査先と日程調整をしながら現地での対面調査ができるように進めていく。
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Causes of Carryover |
前年度に現地での対面調査ができなかったため、次年度使用額が生じた。今後、現地での対面調査を実施する予定である。
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Research Products
(2 results)