2023 Fiscal Year Research-status Report
Aseptic inflammation and impaired amyloid excretion caused by chronic cerebral ischemia on cerebral amyloid angiopathy
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21K15678
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
石川 英洋 三重大学, 医学系研究科, 助教 (00793499)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 脳アミロイド血管症 / 加齢 / 大脳白質 / RNA / 遺伝子発現 / 認知症 / BCAS / Behavior |
Outline of Annual Research Achievements |
CAA発症モデルマウス(hAPP770NL(lox)/Tie2-Cre)と野生型マウスを用いて、8ヶ月齢時点で認知行動評価(Y字迷路試験、新奇物体認識試験)を施行した。その後総頚動脈狭窄手術(BCAS/Sham)を施行し、1ヶ月後に認知行動評価(Y字迷路試験、新奇物体認識試験)を行った。8か月後に再度認知行動評価(Y字迷路試験、新奇物体認識試験)を施行した。EthoVision XT15による解析を行い、CAA発症モデルマウスと野生型マウスにおける作業記憶、短期記憶、移動距離、移動速度の差を比較検討した。その後、マイクロMRIを用いて拡散強調画像、T1強調画像、T2強調画像、T2*画像、Fluid-attenuated inversion recovery(FLAIR)画像を取得した。MRI撮像を終えたマウスの脳凍結標本を作製し、免疫組織化学での評価を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
トランスジェニックマウスの個体数が十分に増えず、計画した個体数に到達できていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
結果が得られた範囲において、データをまとめ、学会発表を検討している。組織が得られたマウスについて、蛋白発現を評価する。
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Causes of Carryover |
疾患モデルマウスの個体数が計画の数に達しなかったことにより予定より実験開始が遅れ、実験試薬や解析にかかる費用の支出が予定より少なかったため。当初予定していた試薬等は次年度施行する予定である。
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