2023 Fiscal Year Research-status Report
血流動態画像解析と人工知能による肺癌術後血栓形成メカニズム解明と予測モデルの開発
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21K15811
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
内匠 浩二 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (50535820)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 4D flow / 肺癌 / 肺静脈血栓 |
Outline of Annual Research Achievements |
肺癌術後,特に左上葉切除後の症例でCTとMRI撮像を行った症例を対象に,4D flowでの血流変化を計測し,今後のCFD解析を行うための血流情報の収集を行った.またmultiparametric解析のパラメータの一つとしてMRIでのcine画像を解析することで左房機能の評価を行い,血栓形成との関連を評価した. 左房容積が大きいほど,左房機能が低下した症例ほど,術後血栓を形成することが分かった.現在論文投稿中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現状では術前術後での肺静脈から左房へ流入する血流量の変化に関する評価が不十分であり,CFD解析まで至っていない.
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Strategy for Future Research Activity |
左房機能と4D flowから得られた左房内血流を比較評価し,患者背景も加味したマルチパラメトリック解析を行い,さらにCFDデータを加えて血栓形成予測モデルを開発する予定である.
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Causes of Carryover |
研究成果の発表を行う機会が少なかった。本年度は学会発表や現在投稿中と投稿予定の論文発表の経費、さらに研究を進めるためのソフトウエア開発を中心に使用する予定である。
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