SGPL1遺伝子変異を標的とした新規大腸癌治療の開発

2021 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 21K15988
• Research Institution: Asahikawa Medical College
• Principal Investigator: 高橋 慶太郎 旭川医科大学, 大学病院, 助教 (40624177)
• Project Period (FY): 2021-04-01 – 2024-03-31
• Keywords: SGPL1

Outline of Annual Research Achievements

大腸癌細胞にSGPL1に対するsiRNAを導入し、SGPL1の発現を抑制した際の増殖変化をスルフォローダミンB（SRB）アッセイで明らかにした。また、SGPL1発現抑制により増殖抑制効果が確認された大腸癌細胞株からRNAを回収し、バリアントが生じるエクソンを挟むようにプライマーをデザインしPCRを行った。がん抑制効果が認められた大腸癌細胞からゲノムDNAを抽出し、SGPL1の遺伝子変異を検索中である。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

遺伝子解析に時間を要している。

Strategy for Future Research Activity

引き続き遺伝子解析を進める。

Causes of Carryover

コロナ禍で海外からの物品調達が困難であったため。次年度は物品を購入し、実験を進める。