2021 Fiscal Year Research-status Report
心房細動のリスク因子探索と高齢者への最適治療戦略構築をめざす大規模コホート研 究
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21K16052
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
津田 豊暢 金沢大学, 附属病院, 助教 (10623663)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 第87回日本循環器学会総会発表 / Circulation Reports 論文投稿 / 第68回日本不整脈心電学会総会発表予定 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. 第87回日本循環器学会総会にて口述発表を行った。演題名Effect of Catheter Ablation for Atrial Fibrillation in Patients with Heart Failure with Preserved Systolic Function on Clinical Outcomes: A pooled analysis of AF Frontier Ablation Registry and Hokuriku-Plus AF Registry.内容としては研究内容のデータベースを元に心不全患者へのカテーテルアブレーションの有用性を示した 2. Circulation Reportsに研究内容(高齢者心房細動の特性について)を論文化し投稿後で査読申請中である。内容としては研究内容データベースに基づき高齢者心房細動の特性および予後を非高齢者心房細動集団と比較し最適な管理方針を提示した内容 3. 第68回日本不整脈心電学会総会(2022年6月予定)に演題を提出し発表予定 演題名 Effect of Hypertrophic Cardiomyopathy on Predicting both Thromboembolism and Heart Failure in Patients with Nonvalvular Atrial Fibrillation:The Analysis from the Hokuriku-Plus AF Registry 内容としては研究内容のデータベースを元に肥大型心筋症合併心房細動患者の経過予後を報告する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究データの解析および学術的に発表することおよび論文に投稿し掲載することを目標としており論文は1題投稿でき、他論文も順次作成し投稿をする予定でありおおむね順調と考えます。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き研究データの様々な方面からの解析を行い学術集会での発表を行い医学誌への論文投稿を行い研究成果を報告することを行っていく予定 適宜指導者とコミュニケーションをとりながら上記を遂行していく予定。
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Causes of Carryover |
学会出張費に使用する予定であったがWeb開催にて必要な出張費が大幅に減額されたこと。また論文投稿および掲載にかかる費用の計算があったが現在査読中であり今年度の予定使用額からは低い使用率になったことなどが挙げられる
今後は学会出張費が現地開催などで大幅にかかる可能性 論文採択後の掲載費などの諸費用やより高度な解析を要する可能性があり現在の使用コンピューターをupdateする必要があることなどから次年度に持ち越した使用額を利用し研究を進めることが予測される。
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