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2022 Fiscal Year Research-status Report

右室心筋におけるヒストン修飾因子「SF3B1」の発現傾向と心不全の可逆性

Research Project

Project/Area Number 21K16491
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

杉本 愛  新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (00723941)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
KeywordsHーscore / 血行動態との関連 / SF3B1
Outline of Annual Research Achievements

2022年度は、蓄積された組織標本およそ50例について免疫組織化学染色によりSF3B1の発現率(H -score)の評価を行った。まず全体で、術前患者データとの関連を検討したが、患者背景が多岐に渡り、年齢層が異なる場合に同じ評価項目を用いることが困難であるなどあったため、まず、対象を「初回心内修復術を行った25例」に限定して解析を行った。Hーscoreと関連する術前の血行動態指標が明らかとなり、右室・左室負荷がHーscore発現亢進と関連した。この検討結果は、2022年10月に行われた日本胸部外科学会学術集会において口演発表の機会を得られ、こちらは、優秀ポスター賞を受賞に至った。これに、同年度に追加で染色・評価を行った標本を加え、n=50として再度解析を行い、主な結果や傾向についてさらに明確な結果が得られており、論文投稿に向けて準備を進めている。また、同年の医学研究実習においても研究テーマとして取り上げ、今度は、再治療介入を行った23例にて同様に解析を行った。初回心内修復群が主に乳児や幼児期早期であるのに対し、ある程度年齢の進んだこちらの群では、H-scoreの発現傾向に違いが認められた。どこかで心負荷にともなってHーscoreの発現は低下し始めるのではないかと推察された。いずれも、まだnが少ない状況で、術後経過と合わせてのリスク評価には至っていない。今後、症例を重ねた上で、nを増やした状況あるいは疾患群をそろえてある程度のnを形成し、心不全の改善までを視野に入れた検討ができると良いと考えているところである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

現在まで、症例の蓄積については年間15-20例程度と順調に進んでおり、それらを、順次免疫組織化学染色にて評価してきている。2022年度については、追加症例を加えながら、データ解析をさらに進められており、症例を追加することでより結果が明確になりつつある。

Strategy for Future Research Activity

今後、さらに症例を蓄積しつつ、得られたデータの論文投稿に向けて準備を進める予定である。
2023年度においては、抗体の使用期限を見ながら、無駄なく染色を進め、症例増加とともに、疾患群をそろえての傾向分析ができないか探る予定である。

Causes of Carryover

2023年3月の出張費をより低額に見積もったため、科研費で決済できず、使用しなかったことから、余剰金が発生した。
低額であり、次年度の旅費あるいは抗体などの物品購入等に使用する予定である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2023 2022

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] 低出生体重(<2500g)のCoA/IAA complexに対する治療成績2023

    • Author(s)
      杉本愛
    • Organizer
      第53回日本心臓血管外科学術総会
  • [Presentation] 右心系病変を有する先天性心疾患児の右室心筋におけるSplice factor 3b unit1(SF3B1)の発現傾向と心負荷との関連2022

    • Author(s)
      杉本愛
    • Organizer
      第75回日本胸部外科学会定期学術集会
  • [Presentation] 胎児エコーで発見されたEbstein奇形および三尖弁異形成の2症例2022

    • Author(s)
      杉本愛
    • Organizer
      第58回日本小児循環器学会総会・学術集会

URL: 

Published: 2023-12-25  

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