2022 Fiscal Year Annual Research Report
特異的B細胞を標的とした肺移植後慢性拒絶反応に対する新規治療法の開発
Project/Area Number |
21K16529
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
鈴木 大和 藤田医科大学, 医学部, 助教 (40883880)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 慢性移植肺機能不全 / ドナー特異的抗体 / 肺移植 / B細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
我々は、肺移植後の慢性移植肺機能不全(Chronic lung allograft dysfunction, CLAD)には、特異的なB細胞が関与していると仮説を立て、研究を開始した。 2021年度は、CLADの一型である閉塞性細気管支炎症候群(Bronchioritis obstructive syndrome, BOS) の動物モデルとして確立している、マウス肺内気管移植モデルにおいて、確かにB細胞が関与することを明らかにした。その結果を学術論文にまとめ、報告した(Suzuki Y et al. Annals of Thoracic and Cardiovascular Surgery. 2021) 。 本年度は、同モデルをもちいて、特異的B細胞の特徴を明らかにするための実験を行っていた。具体的には摘出した気管が移植された肺から、RNAを抽出し、RNAシークエンスを行っていた。研究代表者の海外研究留学に伴い、年度途中で本課題研究を一時中断した。
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