2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of Japanese version of the multidimensional evaluation scale for patient impression change for non-cancer pain
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21K16564
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
若泉 謙太 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00528862)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 患者心象変化の多面的評価尺度 / 非癌性疼痛(Non-cancer pain) / 脳画像解析 / 生態学的瞬間評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
MPICの質問票と同時に脳画像データを同時取得する被験者のリクルートは順調に進んでおり、予定被験者30人のうち、20人がデータ収集を終えた。一方で、痛みセンターで実施する質問票の内容が変更になったため、質問票のみの群の被験者募集は調整中である。 並行しておこなっていた痛みセンターの初診時データを活用した研究は、MPICのデータを含んでいないが、論文としてPain research and management誌に掲載された Shinohara Y, Wakaizumi K, Ishikawa A, Ito M, Hoshino R, Tanaka C, Takaoka S, Kawakami M, Tsuji O, Fujisawa D, Fujiwara T, Tsuji T, Morisaki H, Kosugi S. Improvement in Disability Mediates the Effect of Self-Efficacy on Pain Relief in Chronic Low Back Pain Patients with Exercise Therapy. Pain Res Manag. 2022; Aug 29:4203138.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
MPICは治療の評価に使用する質問票であり、痛みセンターの初診時に聴取したデータを利用する予定であったが、痛みセンターの質問票のフォーマットが変更されたことを受け、初診時からデータの取得をやり直す必要が出てきた。現在、痛みセンターでは診療のために継続してデータ収集を続けているが、研究利用に際しては、倫理申請書の修正が必要である。
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Strategy for Future Research Activity |
脳画像データと紐付いたMPICのデータ収集は引き続き行い、今年度中に目標被験者数の30人を達成できる見込みである。一方で、痛みセンターの臨床データの利用に関する倫理申請書の修正を行い、取得中のデータを本研究で利用できるようにする。倫理申請が完了することで、本研究のデータ解析が可能にないり、本年度中に学会発表や論文作成まで可能になる見込みである。
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Causes of Carryover |
痛みセンターで実施中のデータ収集方法に変更が生じたため、倫理申請書の修正とデータ収集プロトコルの見直しが必要となった。そのため、被験者登録が予定通りに進まず、次年度使用額が生じてしまっている。次年度は、倫理修正が完了すれば、本年度までの研究計画を随時遂行し、研究を加速させる予定である。
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Research Products
(1 results)