2021 Fiscal Year Research-status Report
Effect of Peficitinib on Knee Osteoarthritis
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21K16668
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
大園 宏城 久留米大学, 医学部, 助教 (50885358)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 変形性膝関節症 / JAK阻害薬 |
Outline of Annual Research Achievements |
In vitroの実験においては、Peficitinib暴露試験に使用する予定の未成熟マウス関節軟骨細胞を確立中である。 In vivo実験では変形性膝関節症を手術で誘発するマウスDMMモデルと手術を行わずに自然経過で誘発するSAMマウス(Senescence-accerelated mouse)の2つのモデルに対し、Peficitinibを投与する予定であるが、まずはSAMマウスを実際に入手し、自然経過でコントロールマウスと比較して本当に変形が誘発されるか試験を行っている。また変形性膝関節症の評価のための、組織標本作成方法を確立している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
動物実験の倫理審査やSAMマウス購入の手続きに比較的日にちを要した。また勤務地と研究室の距離が遠く臨床業務もあり研究を行いにくい状況にあった。その影響もあり組織切片の処理を行う施設がなく、画策が必要であった。
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Strategy for Future Research Activity |
あらかじめ予定を立て、決まった曜日・時間に着実に研究を行う。組織の処理は勤務病院病理部と共同研究で行うこととなった。
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Causes of Carryover |
研究の進捗状況にやや遅れが生じたため、当該年度に使用予定だった実験動物及び試薬等の予算執行にも遅れが生じた。
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