2022 Fiscal Year Research-status Report
固形がん患者の歯周状態とがん免疫監視機構との関連性に関する検討
Project/Area Number |
21K16943
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
酒井 洋徳 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (40402101)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 歯周病 / 免疫監視機構 / 制御性T細胞 / サイトカイン |
Outline of Annual Research Achievements |
歯周病患者は制御性T細胞(Treg)の増加により免疫監視機構が抑制状態にあると想定され、固形がんの発生・増殖に影響を及ぼしていることを明らかにする事を目的に、癌患者と非癌患者の口腔内診査・歯周病検査・レントゲン検査・血液検査を施行した。採血検査ではT-regならびにサイトカイン類の測定を行なった。 またそのデータより統計解析を施行した。
上記を施行後、学会発表、論文作成を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究データからの解析は終了。 2022年日本口腔外科学会で発表。 2022年に研究論文がacceptされた。 Sci Rep. 2022 Jul 8;12(1):11584. doi: 10.1038/s41598-022-15690-w.
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Strategy for Future Research Activity |
様々なジャーナルより研究結果に対する問い合わせが届いている。 内容を精査し必要に応じ追加研究を検討する。
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Causes of Carryover |
追加実験などを行なっていないため次年度使用額が出た。今後更なるデータ積み上げの必要性を検討する。
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Research Products
(2 results)