2022 Fiscal Year Research-status Report
A study of prevention and treatment of progressive condylar resorption using a rat mandibular bone distraction model.
Project/Area Number |
21K17085
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
須田 大亮 新潟大学, 医歯学系, 助教 (20806137)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 進行性下顎頭吸収(PCR) / 卵巣摘出(OVX)ラット / 下顎骨延長モデルラット |
Outline of Annual Research Achievements |
卵巣摘出ラットの下顎頭をμCTで解析したところ骨梁の減少等を認め、下顎頭の骨質が低下している可能性を示唆することができた。卵巣摘出ラットに対して下顎骨延長処置を施す実験を行いμCT撮影を行ったところ下顎頭の吸収が大きくなっている傾向が認められた。実験頭数を増やして卵巣摘出と下顎等の骨質、さらには下顎頭の骨吸収との関連性を精査してゆく予定である。また、下顎頭吸収を抑制または治癒させる薬剤を検討して投与する実験を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ラットの卵巣摘出群、下顎骨延長術群、卵巣摘出+下顎骨延長術群、コントロール群のそれぞれの群のラットを作成して解析中である。まだ十分な実験頭数には達しておらず、解析もこれから行う必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
実験頭数を増やして卵巣摘出と下顎等の骨質、さらには下顎頭の骨吸収との関連性を精査してゆく予定である。また、下顎頭吸収を抑制または治癒させる薬剤を検討して投与する実験を行う予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度交付分の一部が未使用で余ってしまったため、2023年度にラットの購入の費用として使用する予定である。
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