2023 Fiscal Year Research-status Report
口腔扁平上皮癌におけるマクロファージを介したLAG3陽性T細胞発現機構の解明
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21K17107
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
久保田 恵吾 東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (50800835)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 腫瘍免疫 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. LAG3免疫染色抗体の検索:非特異的反応はほぼなくなったため、症例数を増やしている。 2. 蛍光二重染色:非特異的反応がやや多くでており、1次抗体、2次抗体の濃度を変更し最適なシグナルを検出できるよう調整中である。 3. N数:症例数がまだ不足している。 4. 現状の問題点と解決策、進行中の実験:ヒトの免疫染色に時間を要しているため、マウス細胞実験においてヒアルロン酸とM1,M2マクロファージの関連を検索した。ヒアルロン酸は膵がんなどの悪性腫瘍の進展に関与しているとされ注目されているが、マクロファージとの関連は不明である。悪性腫瘍のがん幹細胞マーカーの代表的なCD44はヒアルロン酸レセプターでもあり、腫瘍組織や周囲間質細胞から産生されるヒアルロン酸とがん幹細胞の分子機構は不明な点が多い。 そこで、細胞実験で当科で使用すているヒアルロン酸ナトリウム(関節用)製剤を用いて20%,50%,67%,80%と濃度変化させマウス単球に添加しマクロファージの発現分子を検討した。さらにCD44ノックダウンしたマクロファージと同様の実験を行い、発現分子に変化を認めるか確認した。本研究結果の一部は、国際口腔ケア学会雑誌に2024年3月にアクセプトされた。 5.今後の方針:さらにLAG3の検討を行い、ヒアルロン酸とマクロファージ、がん細胞との詳細な分子機構の関係も検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
症例数を増やす必要がある。 一方でヒアルロン酸とマクロファージの培養実験は進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
東大病院に異動したため、研究時間をとれるようになった。大学院生の指導も行い研究を進行させる。
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Causes of Carryover |
研究の進捗が遅れたため。
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