2023 Fiscal Year Research-status Report
若年者口腔扁平上皮癌におけるYAPとその関連因子の役割と動態
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21K17114
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
小野 早和子 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (40836673)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 口腔扁平上皮癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
若年者口腔扁平上皮癌の発生における分子病理学的な因子の同定のため、若年者口腔扁平上皮癌の症例の病理学的所見についてコントロール群の高齢者口腔癌の症例とともに、網羅的に研究を進めている。多施設共同研究であるが、協力施設からの後付けで参加依頼があり、さらなる倫理申請書の修正と調整を行った。 収集した若年者症例と高齢者症例について組織学的な評価や免疫組織化学的手法、RNA scopeによる分子病理学的評価を行っている。評価項目としてはp53免疫染色のパターンや、ハイリスクHPVの有無である。予想以上にRNA scopeの手技が煩雑で、時間がかかり、予定していた段階より進行がやや遅れている状態である。今後まだ協力施設の症例収集とともに、現時点でのデータを纏め、学会発表を行う予定である。 また令和6年度より新たに研究協力者が加わるため、研究を加速させ遅れを取り戻す予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ハイリスクHPVの有無を調べるため、RNAscopeを導入した。しかし予想以上に手技が煩雑で時間がかかり、当初の予定より、やや進捗状況は遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度からいままでの研究データを纏め、学会発表を行い、論文投稿まで目指す予定である
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Causes of Carryover |
令和5年度より学会発表や論文投稿費用が発生する見込みだったが、前述のとおり研究に遅れがあったため、次年度使用が生じた。令和6年度は当初予定よりも学会発表・出席など積極的に行い、その旅費や論文投稿費に充てる予定である。
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Research Products
(1 results)