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2023 Fiscal Year Research-status Report

磁性造影剤を用いたMRLによる口腔癌センチネルリンパ節の同定と転移の検索

Research Project

Project/Area Number 21K17118
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

杉山 聡美  横浜市立大学, 医学研究科, 指導診療医 (90880211)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywordsセンチネルリンパ節 / 口腔癌 / 磁性法 / RI法
Outline of Annual Research Achievements

早期口腔癌N0症例における後発頸部リンパ節転移(頻度:20%から40%)は予後因子となり,その制御が極めて重要である.予防的頸部郭清術は侵襲が大きいため, 近年センチネルリンパ節生検が口腔癌にも導入されてきたが,ラジオアイソトープ法を用いたセンチネルリンパ節生検は放射線被爆や放射線管理区域の問題があった.
これまでCT lymphographyとインドシアニングリーン蛍光法による新しいセンチネルリンパ節の同定および生検法を確立してきたが,ヨードアレルギー,喘息や腎機能障害のある患者には造影剤が投与できず,実施不可能であり,またCT画像検査による放射線被曝の問題もあった.
そこで,磁性造影剤とMRIに着目し,放射線被曝のない新しい革新的なセンチネルリンパ節生検を実現するために,磁性造影剤を用いたMR lymphographyによるセンチネルリンパ節のマッピング法を考案した.
MR lymphographyによるセンチネルリンパ節のマッピング法を評価するうえで,海外で標準治療とされているラジオアイソトープ法によるSPECT/CTとの比較が必要である.そのため,本研究では,早期口腔癌N0症例に対して磁気法とラジオアイソトープ法によるセンチネルリンパ節のマッピング法に関して比較検討する.磁性造影剤が適応外使用となり,保険診療での研究ができないため,臨床研究審査委員会での審査・承認を得ることができたため,症例をリクルートし,本研究を開始した.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

現在,実施症例数を増やしていく.

Strategy for Future Research Activity

現在,実施症例数を増やしていく.

Causes of Carryover

目標症例数の半数までしか実施できなかったため,次年度に目標症例数をクリアできるように症例を蓄積して研究を遂行していく.

URL: 

Published: 2024-12-25  

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