2021 Fiscal Year Research-status Report
3次元的症例分類からのHemifacial microsomiaのヒトゲノム解析
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21K17169
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
長濱 諒 昭和大学, 歯学部, 助教 (90783530)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | Hemifacial microsomia / CBCT / 下顎骨形態 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度の研究計画は以下の通りであった。 (1)HFM患者のタイプ別の下顎骨形態の比較と特徴の解明 昭和大学歯科病院矯正科に来院されている患者に協力を依頼し、同意が得られたHFM患者(Pruzansky分類 Type1:15名 Type2:35名 Type3:10名)70名を対象とする。CBCTを用いて、特に下顎枝の距離や体積の左右差の計測を行う。これにより3群間(Type1・Type2・Type3)の下顎骨の形態比較を行い、特徴を明らかにする。 今現在、研究対象であるHemifacial microsomia 患者のCTデータ(DICOM)のまとめ、解析を進めている(現在30名のデータを解析中)。また患者データをまとめるに際し、昨年度は学会においてHemifacial microsomia患者の症例展示をおこなった。【日本矯正歯科学会(2021年11月3-5日)日本頭蓋顎顔面外科学会(2021年11月11-12日)】令和3年度中に研究倫理の取得済みであり、解析用PCの購入も行った。今後は更にCBCTデータ解析用の分析ソフトを購入し分析を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究倫理を取得するのに時間を要した。解析用PCの納期に2ヶ月も時間がかかってしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
新たな解析用ソフトの導入し、更に対象患者データの解析を進め、全対象患者データの統計分析まで進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
分析用ソフトの購入を検討していたが、購入するソフトの選定に時間を要した。R4年度に購入予定である。 解析用PCは発注済であるが納品に時間がかかっており支払いも遅れている。
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