2022 Fiscal Year Research-status Report
Evaluating the Effects of Artificial Intelligence-Aided Health Guidance on Personal Health Promotion: A Randomized Controlled Trial
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21K17287
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
大岡 忠生 山梨大学, 大学院総合研究部, 特任助教 (40803987)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 健康診断 / 疾患予測 / 人工知能 / 機械学習 / ランダム化比較試験 / 保健指導 |
Outline of Annual Research Achievements |
我々が以前の研究(Ooka et al. BMJ nutr. prev. health 2021; Ooka et al. Int J Epidemiol 2021)で開発した、16種類の健康診断項目<体重、腹囲、BMI、血圧(収縮期,拡張期)、肝機能(AST,ALT,γ-GTP)、脂質(中性脂肪,LDL/HDLコレステロール)、血糖値(空腹時血糖,HbA1c)、腎機能(クレアチニン,eGFR)、尿酸値>を高精度に予測する人工知能モデルを活用し、これらのモデルによる予測結果に基づいた保健指導を実施する事で、それらを活用しない既存の保健指導よりも、受診者の健康増進に効果を与えるかについて、ランダム化比較試験「人工知能による健康予測が個人の健康増進に与える影響の検討:ランダム化比較試験」による検討を、山梨県厚生連健康管理センターにおいて2021年4月から開始した。ランダム化比較試験のUMIN-CTR 臨床試験登録は右記ページから確認できる。(https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000049911) 結果として、2021年4月1日から2022年3月31日までに研究条件を満たした2,426人の対象者のうち、同意を得られた1,851人(76.3%)に対して研究を実施した。2022年4月1日から2023年3月31日までは、2021年度に研究を実施した研究対象者のうち、2022年度にも人間ドックを受診した者から結果を収集した。同試験は研究期間を通して問題なく実施され、同ランダム化比較試験の介入は2023年3月31日をもって終了した。2023年度には今まで集められた結果を集計・解析し、結果については学会や論文等での発表を行っていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
2022年度から開始する予定であったランダム化比較試験を2021年度から開始出来たことによって、結果の収集を1年間早く実現することが出来ており、現在はその結果を元に研究アウトカムについての効果検証を開始している。
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Strategy for Future Research Activity |
2023/2024年度には今まで集められた結果を集計・解析し、結果については学会や論文等での発表を行っていく予定である。
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Causes of Carryover |
ランダム化比較試験の実施が全体として1年間早期に完了したことから、使用額の差が生じた。完了したランダム化比較試験で収集されたデータの回収と同じ受診者同士のデータ突合について、計画時よりも複雑な過程が必要なことが分かり、それらの補助を行う人員、または回収して得られた結果の解析補助のための人件費が、当初の計画よりも多く必要となる見込みである。
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