2023 Fiscal Year Annual Research Report
母体血中脂肪酸と子の動脈硬化指標の関連:出生コホートによるDOHaD仮説の検証
Project/Area Number |
21K17290
|
Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
金子 佳世 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (30771547)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 動脈硬化指数 / 血中脂肪酸 / 出生コホート / DOHaD |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、愛知県における出生コホート調査において、研究チームで保有している母体血中脂肪酸24成比の濃度・比率と子ども(7-8歳児)の血管の固さ(CAVI:cardio ankle vascular index)を測定し、子どものCAVIの関連を検証することを目的とする。 想定していた対象集団母子272組のうち、2021年度157名、2022年度71名、合計218名のCAVI測定を完了した。 2023年度は、研究チームで保有している妊娠中期(14-27w)母体血中脂肪酸24成分濃度・構成比率とCAVI値の突合が可能であった者(n=59)を対象とし統計学的に関連性を検証した。また、補足指標として設定していたBody mass index (n=233)についても同様の検討を行い学会発表をおこなった。
|