2022 Fiscal Year Research-status Report
経管栄養患者の栄養状態と味・視・嗅覚刺激の関連の検証-糖代謝に注目して
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21K17333
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Research Institution | Nayoro City University |
Principal Investigator |
長谷部 佳子 名寄市立大学, 保健福祉学部, 教授 (30302871)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 血糖値 / 持続間質液中糖濃度 / チョコレート / 味覚刺激 / 経管栄養 / 視覚刺激 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はコロナ禍が続いていたため、喫食による対面での実験は昨年度以上に難しい状況であった。そのため、試験食になる粉末チョコレートを充填したカプセルの充填作業と保存作業が中心になった。当初は地元企業等の協力を得ることも検討していたが、幸いにも科学研究費補助金を得たことで、学内の協力者による作業でチョコレートの粉末化とカプセル充填、および精確な計量が可能になった。また、チョコレートは甘味の強い物と、甘味がほとんどなく苦味が強い物の2種類を作成することができたので、以前の実験結果で課題となった「甘く(て美味し)い」と感じた場合の血糖値と、「美味しくない(が糖質とカロリーは含まれている)」と感じた場合の血糖値の比較が可能になると考える。予定していた研究計画よりも遅れてはいるが、できる限り実験が開始できるように実験デザインを整えていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍による影響が昨年度よりも深刻で、臨床での対象者からのデータ収集はもちろんのこと、健常者を対象にした研究室での実験によるデータ収集もできない状況であったためである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究室への学生など研究対象者の入室制限がなくなり次第、実験を開始していく予定である。試験食の準備はできたため、できるだけ早急に取り組めるように努力する。
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Causes of Carryover |
被験者を募った実験研究を行うことができなかったため、試験食の粉末チョコレートを充填したカプセルを作成するための作業補助者に対する賃金しか発生しなかったことによる。次年度は実験を開始する予定であるため、謝金と計測に付随する消耗品やデータ取り込みで研究費を十二分に利用させて頂く予定である。
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Research Products
(3 results)