2021 Fiscal Year Research-status Report
頸部CT画像を用いた頭頸部がん患者の骨格筋量解析と新規評価法の開発
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21K17378
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
高橋 大生 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 助教 (30645883)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 頭頸部がん / 骨格筋量 / 骨格筋横断面積 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では頭頸部がん患者の骨格筋量を正確に測定する指標としてC3レベルのCT画像より得られた骨格筋横断面積(Cross-Sectional Muscle Area: CSMA)が有用かを検証するために、目的①:頭頸部がん患者の頸部CT検査より得られたC3レベルの骨格筋横断面積(CSMA)の骨格筋量評価としての妥当性を明らかにする。目的②:CSMAと有害事象発生率と予後の関連を明らかにする。目的①では、現在のゴールドスタンダードであるL3レベルでの腰部CT画像の骨格筋横断面積と比較した際のC3レベルの骨格筋横断面積の有用性を明らかにする。なお、日常診療から得られる画像より解析を行うため、新たに検査を行う必要が無く、頭頸部がん患者への負担は最小である。また目的②では、①で得られたC3レベルの骨格筋量と予後の関係を明らかにし、正確かつ有意義な評価指標の開発を目指す。現在、解析方法が確定し後方視的にデータを計測中であり、目標症例数の骨格筋解析を進めている。今年度中に目標n数の解析を終了し報告予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
C3レベルの骨格筋横断面積の自動解析の実施について検討・調整中であったが、解析ソフトの限界によって手動での解析となったため。また、測定条件を統一する観点から、L3レベルの骨格筋解析も手動で行うこととなたため。
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Strategy for Future Research Activity |
解析方法が確定したため、データ計測を進め今年度中に目標n数の解析を終了し報告予定である。その後、目的②の研究課題を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
解析方法の変更によって、当初、購入を予定していた解析機器の購入の必要性がなくなり、大幅に今年度の必要経費が制限された。しかし、解析方法のアップデートによっては購入が必要となるため、次年度使用額が生じている。
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