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2022 Fiscal Year Research-status Report

保健推進員のエンパワメントを促す協働モデルの実践適用による有効性の検証

Research Project

Project/Area Number 21K17407
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

松井 理恵  群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (60736263)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2026-03-31
Keywords保健推進員 / エンパワメント / 協働
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、先行研究において作成した「保健推進員のエンパワメントを通した地域の健康づくり推進のための協働モデル」を実際の活動に適用し、有効性を検証することである。2自治体を対象とし、保健師・保健推進員に2年間モデルを使用しながら活動を展開してもらい、その期間に参加観察およびインタビュー調査を実施し、有効性を評価する。
令和4年度は、調査1「対象選定のための調査」における質問紙の作成を行った。また、本研究の前提となるモデル開発についての論文投稿にあたり、保健推進員の協働に関する海外文献の検討および、論文執筆を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究の前提となる、モデル開発についての論文の執筆・修正作業に時間を要した。また、新たな実習の導入等、教育業務に時間を要し、研究時間の確保が難しかった。

Strategy for Future Research Activity

まず、本研究の前提となるモデル開発についての論文を再投稿し、採択を目指す。
また、調査の実施に向けて、年度当初に倫理審査に申請し、調査1において、保健推進員活動に課題を抱える自治体や協働モデルに関心を示す自治体を対象として選定する。県内35市町村を対象に、質問紙にて保健推進員の活動状況や、育成・支援の現状、活動推進に関わる課題を把握する。また、協働モデルを適用し活動を実践することの希望の有無を把握し、2自治体を選定する。
年度の後半には、調査2-1モデル適用前の活動状況の把握を1例目において実施する。具体的には、保健師を対象に、保健推進員の活動の様子を参加観察し、協働やエンパワメントの現状を評価する。

Causes of Carryover

令和4年度は論文執筆に伴う費用や、調査の準備のための支出をしたが、実際に調査を開始できなかったため、次年度使用額が生じた。令和5年度には、質問紙調査、フィールドワークを開始し、調査に伴う旅費や、調査を実施するために必要となる物品等消耗品の購入に使用する。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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