2023 Fiscal Year Research-status Report
光老化に着目した高齢者ドライスキン改善のための皮膚タイプ分類の確立
Project/Area Number |
21K17408
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
青木 未来 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (20846638)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 高齢者 / ドライスキン / 保湿ケア / アセスメント / 光老化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、皮膚の状態に合致した適切な保湿ケアを実施するために、高齢者の皮膚状態を詳細に評価し皮膚タイプを分類する手法を確立することである。目標対象者数に達していないという課題に対して、対象者の検討とフィールド調整を進めていたが、再度研究目的に照らして計画を検討した。その結果、対象者数を増やすことより、皮膚タイプを分類する指標を詳細に検討することを優先事項とすることを考えた。当初の予定通り施設入居高齢者を対象とし、保湿剤を塗布したときの皮膚の変化を詳細に観察する計画の実施に向けて準備が整った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していた対象者数に満たなかったことから、実施内容の検討に時間を要したが、データ収集を開始できる見込みが立った。しかし、当初の予定からは遅れているため、やや遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
施設入居高齢者を対象とし、先行研究で皮膚生理機能の改善が報告されているセラミド入り保湿剤を塗布したときの皮膚の変化と、対象者の状況を詳細に検討する。まもなく調査開始予定である。昨年度予定していた「皮膚生理機能計測」と「皮膚のタンパク質サンプル取得」を進める。
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Causes of Carryover |
調査が進められなかったため、次年度使用額が生じた。次年度は抗体等を購入し、データ収集と分析を進める。
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