2021 Fiscal Year Research-status Report
保健師教育の質保証を促進する教学IRベンチマーク指標の開発と検証
Project/Area Number |
21K17414
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Research Institution | Tokyo Health Care University |
Principal Investigator |
南部 泰士 東京医療保健大学, 看護学部, 非常勤 (70611846)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 保健師教育課程 / 教学IR |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度には、保健師教育課程を有する看護系大学全251大学の学部・学科等の長、保健師教育課程責任者、保健師教育課程の教員、教務・カリキュラム担当者、IR担当者8名(先行研究に基づき回収率30%程度と想定し、1大学あたり8名)を対象に、教学IR活動の実態、看護学士課程の学生の学修成果向上に関連すると考える要因についての質問紙作成、実態調査(郵送調査)を行う予定であった。質問紙(保健師教育課程:教学IR活動の実態に関する項目、②学修成果への関連要因として評価すべき項目)は完成し、倫理審査受審後、実施できる状況にある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
保健師教育課程を有する看護系大学全251大学の学部・学科等の長、保健師教育課程責任者、保健師教育課程の教員、教務・カリキュラム担当者、IR担当者8名(先行研究に基づき回収率30%程度と想定し、1大学あたり8名)を対象に、教学IR活動の実態、看護学士課程の学生の学修成果向上に関連すると考える要因についての質問紙作成、実態調査(郵送調査)を行う予定であった。コロナ禍でエフォートに変化があり、研究実施に遅延が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度中に、保健師教育課程を有する看護系大学全251大学の学部・学科等の長、保健師教育課程責任者、保健師教育課程の教員、教務・カリキュラム担当者、IR担当者8名(先行研究に基づき回収率30%程度と想定し、1大学あたり8名)を対象に、教学IR活動の実態、看護学士課程の学生の学修成果向上に関連すると考える要因についての質問紙作成、実態調査(郵送調査)を行う。その結果を元に、「保健師教育課程での教学IR学生調査票(案)」の作成:実態調査の結果のうち、学生の学修成果向上への関連要因について、回答者の半数以上が「必要」と回答した項目を抽出する。自由記述について計量テキスト分析を行い、必要項目を抽出する。これらを基に調査票(案)を作成する予定である。
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Causes of Carryover |
当該助成金が生じた理由は,大きく三つある。まず,新型コロナウイルスの影響により,研究機関の方針で他府県への移動が制限されていたことである. 次に,2021年度の研究計画が遅れたことにより,購入予定の物品を円滑に購入できなかったことである. 最後に,公的研究費を用いて物品を購入するためには,仕入先による研究機関の審査が必要であり,一つの仕入れ先の審査には約2週間~4週間待機する必要があったために,物品の購入に遅れが生じてしまった. 翌年度分として請求した助成金と合わせた使用計画は,新型コロナウイルスの影響を考慮しながら必要に応じて他府県へ移動するとともに,購入予定の物品を速やかに購入する予定である.
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