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2021 Fiscal Year Research-status Report

難病療養者の在宅看護に必要なコンピテンシーモデルの作成

Research Project

Project/Area Number 21K17440
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

岩木 三保  九州大学, 医学研究院, 講師 (10611345)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywords難病 / 在宅看護 / コンピテンシー / デルファイ法 / モデル構築
Outline of Annual Research Achievements

本研究では、神経難病療養者の在宅看護に焦点をあて、訪問看護師が神経難病療養者に看護を行う際の成果につながる能力(コンピテンシー)を抽出し、コンピテンシーモデルを作成することを目的とする。
初年度は、国内外の文献レビューを行い、研究計画書に基づいて在宅難病看護コンピテンシー原案を作成するためのフォーカスグループインタビュー調査の準備を行った。
倫理審査を受けるための書類作成等を実施し、また対象となる訪問看護師をリクルートするため、関係機関との連絡調整を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

COVID-19感染拡大により、協力を要請する予定であった関係学会等が対面開催されず、対象となる訪問看護師のリクルート方法に難渋した。
関連学会等へ相談を行い、関係するメーリングリストなどを通じてリクルートを実施する旨の提案があり、その方向性を検討している。
また本研究は、初年度に対象者へのフォーカスグループインタビュー調査を予定していた。
オンライン調査を視野に入れていたが、度重なるCOVID-19感染拡大状況により、対象者の業務現場は逼迫しており、業務形態の変化により、日程調整等に困難を極めた。

Strategy for Future Research Activity

今後の予定は、まず前年度に検討した通り、関係するメーリングリストなどを通じて対象者の選定を行って研究協力を依頼し、倫理審査申請を行う。
対象者5名程度に対し、フォーカスグループインタビューを行って、そこで得た結果を基に在宅難病看護コンピテンシー原案を作成する予定である。
COVID-19感染が引き続き拡大状況にある場合には、フォーカスグループインタビューをオンラインで行うこととする。
次に、関係機関を通してリクルートした難病看護に精通した訪問看護師を対象として、本調査を行う。
対象者は、20名程度で、デルファイ法を用いた段階的な質問紙調査を郵送法で行うため、調査自体にはCOVID-19感染状況による影響は大きくないと考えている。ただし、在宅現場の業務は逼迫していることも考えられるため、状況を勘案して調査を実施していく。

Causes of Carryover

2021年度はCOVID-19感染拡大の影響を受け、参加を予定していた学会がオンライン開催となった。このため、旅費を使用することがなく次年度使用額が生じた。
申請後に所属先を異動し、統計解析ソフトを申請者が整備する必要が生じたため、次年度使用額はそれに充てたいと考えている。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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