2021 Fiscal Year Research-status Report
英語ネイティブを対象とした国際的な言語障害スクリーニング検査の開発
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21K17451
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
荒木 謙太郎 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 特任研究員 (30845136)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | スクリーニング検査 / 失語症 / 構音障害 / 高次脳機能障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
国際的な比較を可能とする脳損傷後の言語障害スクリーニング検査(STAD)の開発について、2021年9月1日、国際誌Folia Phoniatrica et Logopaedicaに受理された。広く研究成果を発信するために受理された論文はオープンアクセスとした。 また、国際学会ASHA Convention(2021年11月、ワシントン)タイトル:Predicting discharge to home and brain lesions using the Screening Test for Aphasia and Dysarthria (STAD)、及び、国内学会、第22回言語聴覚士学会(2021年6月、愛知)タイトル:言語障害スクリーニングテスト(STAD)の既知グループ妥当性と予測的妥当性を、オンラインにて報告した。 研究のアウトリーチ活動として英語版STADのホームページ及びブログを作成した(https://kentaro-a-lucky.jimdofree.com/)。ホームページを通して申請のあった15名(英語を母語とする言語聴覚士)に英語版STADを配信した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2020年にリジェクトされた論文は大幅にリバイズし、2021年9月、国際誌に受理した。研究期間において、国際学会、及び国内学会にて報告した。ただし予定した旅費は、CORVID-19のため大幅に削減されたため、予算を次年度に持ち越すこととした。 英語版STADのホームページを開設し研究のアウトリーチ活動にも努めている。
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Strategy for Future Research Activity |
2本目の国際論文の受理に向けて検討する。 ホームページやブログから少しずつ研究協力者を増やしているが、他のSNS(例えばYoutube)などでも呼びかけ、更なる研究の協力者を募る。 英語版STADの完成に向けて研究を進めていく。同時に発展途上国における使用と将来の標準化に向けた研究を進めていく。
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Causes of Carryover |
予定した旅費が、CORVID-19のため大幅に削減されたため、予算を次年度に持ち越すこととした。
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