CTのTexture解析と超音波エラストグラフィを用いたリンパ浮腫の定量的解析

2021 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 21K17457
• Research Institution: Sapporo Medical University
• Principal Investigator: 小野寺 麻希 札幌医科大学, 医学部, 助教 (20404717)
• Project Period (FY): 2021-04-01 – 2026-03-31
• Keywords: リンパ浮腫 / 超音波 / エラストグラフィ / CT

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、リンパ浮腫の早期発見因子、予後予測因子を客観的、定量的なデータで示すことをテーマとしている。
画像所見や検査結果をまとめてその有用性を検討するには、まだデータ数や観察期間が足りないので、データを蓄積している途中である。
今のところデータ収集方法に問題は無く、継続していく予定である。
初年度に必要な物品は購入済である。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2021年度は、コロナ感染症の影響でリンパ浮腫外来の受診者が減ったり、超音波検査件数が減っていたため、予定していた症例数には届かなかった。

Strategy for Future Research Activity

2021年度はリンパ浮腫担当医が変更になったため、引継ぎ連絡がうまくいっていなかった。
今一度、婦人科医とリンパ浮腫外来担当医に周知し、リンパ浮腫の治療や評価が必要な患者を取りこぼさないようにする。

Causes of Carryover

2021年度はウェブ学会となったため、学会出張費が不要になった。
2022年度は9月2-4日に開催される日本医学放射線学会秋季大会に現地参加し、最新の知見を得て積極的なディスカッションをする予定である。