2022 Fiscal Year Research-status Report
疲労の観点からみたメンタルプラクティスの効果的な負荷量決定に向けた多面的検討
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21K17513
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
中島 輝 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 客員研究員 (90897349)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | メンタルプラクティス / 疲労 / TMS |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は脳卒中後麻痺側上肢機能に対するメンタルプラクティスの実践に向け,運動イメージの反復回数の増加に伴い出現する疲労が,皮質脊髄路の興奮性や運動課題遂行能力の向上に与える影響を調査し,メンタルプラクティスにおける効果的な運動イメージの実施回数(負荷量)を検討することを目的としている. 令和4年度は,令和3年度に実施した実験1:MP中に出現する疲労に関する神経生理学的検討に関する論文投稿と実験2:MPの負荷量の違いが脳卒中上肢機能に与えるMPの効果の検討~pilot study~の開始に向けた準備を行った. 実験1に関しては国際誌より受理を頂き,論文掲載にまで至ることが出来た.一方,実験2に関しては新型コロナウイルス感染症の影響により対面での研究打ち合わせが難しく,加えて協力予定の施設への訪問が制限された為に研究の開始にまでは至ることが出来なかった. 現在は,実験2の開始に向けて研究内容の見直しを行っている.その準備が整い次第,実験2の開始を早急に進めていきたいと考えている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定通りに実験1に関しては国際誌への掲載を行うことが出来た.しかしながら,実験2に関しては研究の進捗は遅れている. その理由としては,新型コロナウイルス感染症の影響により各施設スタッフとの打ち合わせの制限や施設への立ち入りが制限されたことが挙げられる.
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Strategy for Future Research Activity |
実験2の開始に向けて,対面での打ち合わせやオンラインミーティングを積極的に活用して行きたい.加えて,各施設スタッフとのディスカッションで生じた問題に対しては迅速に対応し,実験2の早期開始につなげて行きたいと思う. さらに,今後の進捗状況によっては研究期間の1年延長も視野に検討を継続することとする.
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由としては,新型コロナウイルス感染症の影響により①実験2を開始することが出来ずに必要物品を購入していないことや②参加予定であった学会がオンライン開催となったことが影響している. 令和5年度は実験2を開始予定であり,必要物品の購入や被検者への謝金,成果報告等の旅費に次年度使用額は充てる予定である.
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Research Products
(2 results)