2021 Fiscal Year Research-status Report
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21K17587
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Research Institution | Tokiwa University |
Principal Investigator |
佐藤 瑞穂 常磐大学, 人間科学部, 助教 (20867668)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | レジスタンス運動 / マウスモデル / メタボローム / アスリート / 栄養 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、無酸素運動を提示するマウスモデルの開発を目的としている。2021年度は、マウスモデルの妥当性を評価する基準の一つとして運動後のアスリートの尿中代謝産物の網羅的解析を行った。明治安田生命J2リーグ所属の選手20名からトレーニング後の尿を採取し、ガスクロマトグラフィータンデム質量分析(GC/MS/MS)で代謝産物の網羅的解析を行った。また、食事の影響を評価するために、採尿から24時間以内に食べた食事内容を記録した。現在、尿中代謝産物の解析を進めている。アスリートの尿中代謝産物は、一般の成人とは大きく異なることが明らかとなった。アスリートの尿中代謝産物を一つの指標に設定し、マウスモデルの作成と評価を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響により、動物実験を行う動物舎への立ち入りが制限されていたため、動物実験を計画通りに遂行することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、レジスタンス運動モデルマウスの開発を進めていく。また、作成したマウスモデルの妥当性を評価するために、運動後のアスリートの尿中代謝産物とマウスモデルの尿中代謝産物を比較、評価していく。
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Causes of Carryover |
2021年度にマウスモデルの作成を進める予定であったが、新型コロナウイルスの影響により、動物実験施設への入室制限があり、動物実験を進めることができなかったため。
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