2022 Fiscal Year Research-status Report
Study on an intelligent sensing system for fine-grained data of urban garbage discharge
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21K17735
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Research Institution | Reitaku University |
Principal Investigator |
陳 寅 麗澤大学, 未登録, 准教授 (60773124)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | センシング / エッジコンピューティング |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度、研究開発は大きく進め、下記の実績を取得した。 1、車載センシング装置の開発:昨年開発したプロトタイプのシステムを元に、測位GPS、無線通信、電源生業、車両への実装などの開発を行い、車載可能なセンシング装置を開発した。また、車両への搭載実験を行い、機能確認を行った。 2、ごみ排出量の分析基盤の構築:センシング装置が送信したごみ排出量のデータの受信と蓄積を行うサーバを開発した。MQTTプロトコルを用いて、送信されたデータをリアルタイムに配信するサーバー及び過去のデータを蓄積するサーバーを開発した。それに加えて、データを活用するアプリ開発のため、APIを開発した。 3、実証実験:開発した技術を有効性を検証するため、関連自治体の清掃車合計13台にセンシング装置を取り付けた。センシングデータは毎日送信されることを確認でき、機能していることが検証できた。また、収集したデータ地図上に表示する可視化プログラムを開発した。それを使って、自治体の環境部署の担当者らと打ち合わせし、活用方法を議論した。 4、成果発表:今年度は展示会の発表を2件、行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
今年度、実証実験の清掃車に合計13台のセンシング装置を取り付けた。 また、これらのセンシング装置は正常に稼働して、排出量のデータが送信されている。 さらに、ごみ排出量の分析基盤も構築し始めて、受信したデータを蓄積できた。 計画した主な研究要素技術の開発はほぼ完成している。 以上の理由より、当初の計画以上に進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題の提案技術の有効性は実験結果によって、充分に検証できた。その上、収集データの有用性は、自治体ごみの回収と管理の担当者に高度に評価してもらった。自治体の方の議論を進めながら、下記の方向に推進していく。 1、ごみ排出量データを活用したサービスを開発する。 2、ビジネス展開を検討する。 3、研究成果をまとめ、社会発信を行う。
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Causes of Carryover |
計画した出張ができなったので、次年度に変更した。
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