2022 Fiscal Year Research-status Report
全盲児の能動的なタブレット活用を支援する触運動学習システムの開発
Project/Area Number |
21K17845
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Research Institution | National Institute of Special Needs Education |
Principal Investigator |
西村 崇宏 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研修事業部, 主任研究員 (70733591)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 人間工学 / 視覚障害 / ユーザビリティ / 触運動 |
Outline of Annual Research Achievements |
視覚障害者の情報アクセスやQOL向上のためのツールとして,タブレットなどのタッチパネルを搭載した情報端末が普及しつつある.しかし,タッチパネルは視覚依存性が高いため,触運動の学習や空間認識能力が十分に育まれていない全盲児がこれからICT活用をはじめようとする際に,指をまっすぐに動かせなかったり,力が入り過ぎたりするなどの理由で意図した操作ができないという問題が挙げられている.そこで本研究では,全盲児のタブレット操作に対する適切な触運動の獲得を支援する基礎研究の位置づけとして,視覚を活用できない場合の指先の触運動特性に関する知見を収集することを目的としている. 2022年度は,非視覚環境下における指先の触運動特性を評価するための実験計画の立案および評価用プログラムの作成を行った.また,簡易的な予備実験を実施し,非視覚環境においては視覚環境下とは異なる指先の運動特性が観察されることを確認した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度は,非視覚環境下における指先の触運動特性を評価するための実験計画の立案および評価用プログラムの作成を進めた.当初計画に沿って研究が進んでいることから,おおむね順調に進展していると考える.
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は,2022年度に立案した実験計画に基づいて,実験データの収集を進めていく予定である.あわせて,関連する学会での発表や論文等の成果物の作成を進めていく.
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響により,当初計画よりも旅費に係る支出が少なかったことから次年度使用額が生じた.次年度使用額の使用計画については,実験の実施や学会参加等に係る旅費を中心に支出する予定である.
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Research Products
(1 results)