2022 Fiscal Year Research-status Report
Transforming Rural Community through Village-based Farming Organizations
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21K17942
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Research Institution | Akita International University |
Principal Investigator |
椙本 歩美 国際教養大学, 国際教養学部, 准教授 (90648718)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 集落営農 / コミュニティ / 秋田 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、調査対象地の地権者全員を対象とするアンケートとキーインフォーマント・インタビューを中心に現地調査を進められたことが、一番の成果である。地権者アンケートは地域の関係者の支援を得ながら9割以上の回答率を得ることができた。また、その結果をまとめて地域代表者に説明するとともに、回答者全員と関係者に配布して知見を還元することができた。また地権者の一部にインタビューを行い、個別の事情についての理解を進めることができた。また、文献調査や研究会および学会などに参加し、学術的な知識を深め、今後の研究に向けた足がかりを得ることができた。このように、既存研究のレビューやデータ収集は進めることができたが、研究成果としての発表には至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
地権者へのアンケートやインタビューについては、計画通り進めることができたが、学会発表や論文などの形での発表には至らなかったため、「やや遅れている」状態であると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、これまでに得られた調査データを分析し、学会発表などで成果を公表しようと考えている。また、ひきつづき、キーインフォーマント・インタビューを行い、地権者の個別性と共通性などについて理解を深めたい。また、文献調査や研究会への参加を継続して、データ分析を進めていきたい。
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Causes of Carryover |
2022年度は、新型コロナウィルス感染症のためオンライン化された会合も多く、学会や研究会を目的とする遠方への旅費などの使用ができなかった。さらに2021年度からの繰越金もあったため、次年度使用額が生じた。 次年度は、学会発表や研究会、調査を目的とした県外出張が増加する予定であるため、これらに使用する計画である。
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Research Products
(1 results)