2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
人口減少都市において防災効果を高めるロバストコンパクトシティの構築
Project/Area Number |
21K18174
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 23:Architecture, building engineering, and related fields
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
瀬戸口 剛 北海道大学, 工学研究院, 教授 (20226674)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中嶋 唯貴 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (60557841)
渡部 典大 北海道大学, 工学研究院, 助教 (80823400)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は人口減少が進む地方都市において、都市拠点かつ防災上安全な地区に居住地を集約する「ロバストコンパクトシティ」を構築しようとするものである。ロバストとは強靱を意味するが、まず災害危険区域を除き、将来人口予測から人口が存続する地区を残してロバストコンパクトシティを形成し、そこにおける二酸化炭素削減効果や防災効果を明らかにしていくことを目的とする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
地方都市では人口減少が進む一方、防災も喫緊の課題であり本研究の社会的インパクトは大きいと考えられる。また二酸化炭素削減量と防災効果により、コンパクトシティ化の効果を定量的に評価しようとする点は十分に挑戦的といえる。研究の成果として得られるはずの指標は、今後地方都市のコンパクト化を進める際に有効に活用できるものと期待される。
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