2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
21K18204
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 33:Organic chemistry and related fields
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
荒井 孝義 千葉大学, 大学院理学研究院, 教授 (80272483)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
特定の官能基のみを赤外光により選択的に活性化することで反応を促進させるという新しい分子変換法を開拓する研究である.クーロン相互作用が支配的なイオン結合を活性化標的とし,赤外光による選択的な結合開裂反応が発案されている.赤外光照射装置の開発を基盤とした低温条件下での反応開発の計画が立てられている.
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
赤外光により化学結合の選択励起を行い得ることは原理的には理に適った現象ではあるものの,これまで分子変換法への展開はなされてきていなかった.本研究では,この挑戦的な課題に対し,イオン結合に着眼した反応開発・赤外光照射装置開発を基盤とした計画が立てられている.すでに予備的知見が得られていることから,挑戦的な課題の実現への期待は高い.
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