2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
ビッグデータを用いてランダム化試験に代わる終末期ケアのエビデンスを構築する研究
Project/Area Number |
21K18288
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 58:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
恒藤 暁 京都大学, 医学研究科, 教授 (70372604)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 一樹 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (60583789)
森田 達也 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構, 精神腫瘍学研究部, 研究部長 (70513000)
木澤 義之 筑波大学, 医学医療系, 教授 (80289181)
宮下 光令 東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
終末期の苦痛緩和は必要であるにも関わらずエビデンスが不十分である。終末期患者にランダム化試験を実施しにくく、状態の良い患者のランダム化試験はより状態の悪い患者に外挿しにくい。ランダム化試験に代わり、多施設レジストリ及び全国のNDB/DPCのビックデータ解析を実施し、ランダム化比較試験の結果を通じて終末期における緩和治療の効果を推計する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
ランダム化試験が実施しにくく、エビデンスの少ない終末期ケアのエビデンス創出の試みは、意義がある。実施手法も多施設レジストリ及びNDB/DPCのビックデータ解析を実施する点で、このような試みは多くないことから、挑戦的研究として高く評価できる。また、応募者の過去の実績等から、実行可能性も高いと判断できる。
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