2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
運動エピジェネティクスを起こすスイッチとしてのサテライト細胞の役割解明
Project/Area Number |
21K18296
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Matsumoto University |
Principal Investigator |
河野 史倫 松本大学, 大学院 健康科学研究科, 教授 (90346156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 悠介 熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (60601119)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
運動の役割や効果として、骨格筋量の増加や全身におけるエネルギー代謝亢進が知られているが、近年では運動が骨格筋のエピジェネティクな変化を引き起こすという知見も得られ、運動がヒストンターンオーバーに関わることが報告された。ヒストンターンオーバーに関する詳細な研究を進めることで運動の効果について新知見を得る。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
筋繊維の前駆細胞であるサテライト細胞由来の筋核で生じるヒストンターンオーバーが活性化されると、新生筋核が生じる。この過程で発現するFACTの構成要素であるSPT16が、ヒストンターンオーバーに大きな役割を担うという知見を検証する。新生筋核のヒストンターンオーバーが、筋繊維形成における運動の効果に関与することは、エピジェネティクスによる運動の効果と意味に関する新知見に繋がることが期待できる。
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