2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
思春期の欠食とダイエットで性差をもって“リプログラミング”される食欲と代謝効率
Project/Area Number |
21K18297
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Kyoto Notre Dame University |
Principal Investigator |
藤原 智子 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 教授 (60310744)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三枝 理博 金沢大学, 医学系, 教授 (20296552)
藤原 浩 金沢大学, 医学系, 教授 (30252456)
大黒 多希子 金沢大学, 疾患モデル総合研究センター, 教授 (30767249)
堀家 慎一 金沢大学, 疾患モデル総合研究センター, 准教授 (40448311)
安藤 仁 金沢大学, 医学系, 教授 (50382875)
中田 理恵子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (90198119)
程 肇 金沢大学, 生命理工学系, 教授 (00242115)
水本 泰成 金沢大学, 附属病院, 講師 (00420331)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
思春期(第二次性徴期)に伴う代謝のリプログラミングに注目し、食事リズム(過度なダイエット)がその後の摂食障害や代謝疾患に影響を及ぼすことを明らかにすることが目的である。ラットとマウスによる動物実験と女子学生の食習慣及び食欲調査を遂行するが、食事摂取とエネルギー代謝効率の研究においては世界的に避けられてきた雌ラットに焦点を当てる点に特徴がある。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
食欲の変化が性差をもって記憶されることが明らかにされれば、現在不明の神経性食欲不振症の発症機序や生活習慣病などの性別による罹患率の差を説明しうる可能性があり、病理疫学的意義が大きい。性別を考慮した食生活指導にも貢献が期待される。同時に、生活習慣病の新しい誘導因子を解明する可能性があり、健康科学や予防医学の分野への貢献も期待される。
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