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2022 Fiscal Year Research-status Report

コンピュータ化によるパラダイム変化とその対応

Research Project

Project/Area Number 21K18351
Research InstitutionKansai University

Principal Investigator

宗岡 徹  関西大学, 会計研究科, 教授 (10411505)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三島 徹也  関西大学, 会計研究科, 教授 (70309342)
高橋 秀彰  関西大学, 外国語学部, 教授 (60296944)
植原 亮  関西大学, 総合情報学部, 教授 (40534368)
山口 聡一朗  関西大学, システム理工学部, 教授 (30413991)
Project Period (FY) 2021-07-09 – 2024-03-31
Keywordsパラダイム変化 / コンピュータ / コロナ禍
Outline of Annual Research Achievements

各研究員は、文献研究や調査、ヒアリング等を行い、それぞれの専門分野のコンピュータ化にかかるパラダイム変化の内容を調査・研究を行った。しかしながら、コロナ禍の影響は徐々に薄まってきたものの、海外への渡航が自由ではなく、特に7月~9月の夏休み期間における海外での調査、ヒアリング、研究が十分に行うことができず、国内における調査等に限られることとなった。年度後半はかなり自由化されたが、海外での調査研究棟は、2月~3月の時期に限られることとなった。
メンバーによる研究会を3回開催し、その研究成果を発表し、ディスカッションを行った。その議論の中で、申請時よりもパラダイム変化が進んだと考えられること、さらに、パラダイム変化に大きな影響を与える要因として、科研費申請時にはその影響が未知数であった「コロナ禍」があり、「コンピュータ化と相まって、社会にかなり決定的なパラダイム変化をもたらしているのではないか」という仮説が浮上した。そして、両者がどのようにパラダイム変化影響を与えたか、またそれぞれの影響度合い等についても、研究を行うこととなった。
これまでの研究成果を共同執筆し、2022年3月に「研究双書」という形で出版したが、その成果に、その後の研究成果を加味して、2022年9月に「コンピュータ化によるパラダイム変化とその対応」をテーマに、研究員4名で講演会を開催した。さらに、講演の概要は年報という形で報告書にまとめた。また、国際学会報告1件、国内学会報告が1件あった。さらに、学部紀要への宇藤港が1件と、学内研究所でのワーキングペーパー執筆が1件あった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2022年度前半は、コロナ禍の影響で、海外における調査、ヒアリング、研究が制限されており、国内での研究が主となったことが挙げられる。年度後半からは、かなり自由化され、2月~3月に海外での調査を行った研究員もいたが、日程の調整がつかず、今年度に先送りされた例もあった。
また、遅れているというべきかどうか難しいところではあるが、メンバーでの研究会で、パラダイム変化がかなり進んだという事実があること、その影響を与えた要因として、「コンピュータ化」のみならず、「コロナ禍」も浮上し、その影響も調査・検討の対象に加えるべきではないかということになり、研究範囲を事実上広げたということがある。

Strategy for Future Research Activity

コロナ禍の影響で十分にできなかった、海外における調査、ディスカッション、研究等を今年度は精力的に行う必要がある。
また、パラダイム変化に大きな影響を与える要因として「コンピュータ化」のみならず「コロナ禍」が浮上し、その影響も考慮に入れた研究を行うこととしている。しかしながら、コロナが沈静化されるについて、パラダイム変化の態様も変化しており、それにも対応する必要がある。

Causes of Carryover

コロナ禍の中、2022年度前半において海外渡航が制限されたこと、さらに、秋以降、海外渡航がかなり自由になったが、渡航先との交渉において、次年度以降に先送りされた例があったためである。また、研究代表者の宗岡が、緑内障による緊急手術を行ったことから、宗岡にかかる支出計画が大きく変わってしまったことがある。さらに、科研費以外の研究費が最終年度に当たったことから、研究費の支出について、そちらの研究費を優先させたという事情もある。
2023年度において、さまざまな研究活動を計画しており、次年度使用額はそのために有意義に使用することを計画している。

  • Research Products

    (4 results)

All 2022

All Journal Article (1 results) Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 人工知能・科学・人間のトリロジーの将来2022

    • Author(s)
      植原 亮
    • Journal Title

      情報研究

      Volume: 56 Pages: 1-22

  • [Presentation] グローバル化における機械翻訳活用の可能性に関する考察 - 中上級レベルの英語学習者と機械翻訳使用者のパフォーマンス比較から2022

    • Author(s)
      高橋秀彰
    • Organizer
      グローバル人材育成教育学会(九州支部大会)
  • [Presentation] Describing cyclical processes of macro and micro language management in the case of German standard varieties2022

    • Author(s)
      Takahashi, Hideaki
    • Organizer
      International Conference on Sociolinguistics
    • Int'l Joint Research
  • [Book] 人工知能は科学を人間から切り離してしまうのか2022

    • Author(s)
      植原 亮
    • Total Pages
      31
    • Publisher
      関西大学経済・政治研究所

URL: 

Published: 2023-12-25  

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