2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of Piano Teaching Support Tools and FD Design
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21K18528
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
森田 直樹 東海大学, 情報通信学部, 教授 (50413571)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 千春 国立音楽大学, 音楽学部, 教授 (30317101)
沢田 千秋 国立音楽大学, 音楽学部, 准教授 (50816387)
森田 賢太 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 助教 (50881679)
川井 一枝 宮城大学, 基盤教育群, 教授 (40639043)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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Keywords | ピアノレッスン / マルチアングル / Webアプリケーション / 楽譜 / 演奏動画 |
Outline of Annual Research Achievements |
【具体的内容】ピアノ演奏において表現技法の習得には、手の使い方に加え足や全身の使い方を振り返ることが重要である。最終年度は、実施内容1:ピアノレッスンの様子をマルチアングルで録画し各アングルで撮影した映像を楽譜のクリックにより同時に振り返ることができるシステムを開発し、実施内容2:そのシステムの評価を行った。また、楽譜と動画との関連付けに関しては和音符の解析が課題として残されていたが、実施内容3:和音符を解析するための一手法の提案を行った。 【意義】Zoomなどのビデオ会議アプリケーションを用いても録画データの蓄積は可能であるが,過去に撮りためた数多いファイルから該当の映像を探し出すのは容易ではない。本システムでは,対象の楽譜はカレンダーに関連付けられており楽譜のアノテーションをクリックするだけで該当部分からの見直しを可能とした。 【重要性】ICTに疎い学生や教師がツールとして使いこなし自らのレッスン改善につなげることができるようにする為には、簡単な操作で利用できる必要がある。本システムでは、特別な機材を必要とすることなく、複数台のスマートフォンでWebページにアクセスするだけでマルチアングルでの撮影を可能にした。 【研究成果】実施内容1、実施内容3に関して、2023年11月にスペインのバレンシアで開催された国際会議SOCIETY TRENDS 2023において研究の成果を発表した。実施内容2に関して、2024年3月にギリシャのアテネで開催された国際会議SIGNAL 2024において研究成果を発表した。 【研究期間全体を通じて】2021年度日本教育工学会にて1件、2022年度国際会議SIGNAL 2023において3件、2023年度国際会議3件の研究発表を行い、研究期間を通じて国際会議にて3件「Award」を受賞した。
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Research Products
(3 results)