2021 Fiscal Year Research-status Report
自己iPS細胞質を利用した老化卵子発生能向上の試み:ヒト受精胚作製による効果検証
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21K19549
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
寺田 幸弘 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (10260431)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧野 健一 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (20714330)
白澤 弘光 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (60598019)
高橋 和政 秋田大学, 医学部附属病院, 技術系スタッフ (60791910)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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Keywords | ミトコンドリア / ヒト卵子 / 若返り / iPS細胞 / 発生能 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究においては、実験の材料としてヒト未成熟卵の提供を受けることが必要不可欠であり、本施設は「ヒト受精胚の作製を行う生殖補助医療研究に関する倫理指針」(文部科学省、厚生労働省)に従い研究目的にヒト受精卵を作成に関して申請を行い、既に受理されている。昨年度はまず当施設で採卵を行った患者への協力要請に注力したものの、COVID-19のため採卵件数の一時的な減少もあり研究に供するヒト未成熟卵子獲得が予想よりも少なく実質的研究には至らなかった。従って本年度は、引き続き研究に十分な数の未授精卵子の獲得に注力すると共に、後の実験へスムーズに移行するため、患者血液もしくは卵丘細胞からのiPS細胞の誘導について(効率・未分化度)についての検討を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19のため採卵件数の一時的な減少もあり研究に供するヒト未成熟卵子獲得が予想よりも少なく実質的研究には至ることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究用の胚作製用のヒト未授精卵子獲得の劇的なスピード化は難しいため、今後、スムーズに次の検討(iPS関連)遂行できるようにするため、体細胞のiPS化に関して、より効率的手法の導入を考慮する。
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Causes of Carryover |
研究用卵子の獲得とその凍結保存およびその維持と患者体細胞からのiPS細胞誘導に関する検討をする。
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