2021 Fiscal Year Research-status Report
胎児腸管免疫プライミングを標的とした脳および腸の機能障害の発生機序の解明
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21K19563
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
近藤 英治 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (10544950)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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Keywords | 腸内細菌叢 / 胎児免疫 |
Outline of Annual Research Achievements |
母体から糞便20検体および腟分泌物23検体を採取した。また、新生児34人より糞便を採取した。 現在、母体糞便15検体、腟分泌物21検体、胎便29検体のメタゲノム解析が終了している。 このように母児に関する統合データベースの構築および腸内細菌叢の解析についてはおおむね順調に進んでいる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
検体の収集はおおむね順調であるが、臍帯血を用いたT細胞のマルチカラー解析の条件設定に時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
臍帯血のT細胞マルチカラー解析は、全血保存ではなくフィコール分離した検体を検討する。また、PLZF抗体の濃度を希釈するなど抗体の調整も工夫し、さらに予備実験を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症への対応で、研究計画通りに実施できなかったため
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