2021 Fiscal Year Research-status Report
Epigenome-wide association study for revealing molecular mechanisms and biomarker identification of autism spectrum disorders
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21K19618
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
岸 玲子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, センター特別招へい教授 (80112449)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮下 ちひろ 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任教授 (70632389)
伊藤 佐智子 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任准教授 (90580936)
山口 健史 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任講師 (80894972)
須山 聡 北海道大学, 大学病院, 特任助教 (70758581)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2023-03-31
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Keywords | エピゲノム / メチル化 / バイオマーカー / コホート研究 / 自閉スペクトラム症 |
Outline of Annual Research Achievements |
追跡中の出生コーホート研究を用いて18歳の青年期調査の同意を取得すると共に、精神神経発達障害を含む疾患情報、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)のスクリーニングであるSDQ(子どもの強さと困難さアンケートの調査)の調査を開始した。さらに12歳のADHDRS調査を実施して調査票データを回収、データ入力中である。データを取得済みである6歳、8歳調査では、精神神経発達アウトカムの経時的解析を実施中である。DNAメチル化解析のための臍帯血DNAの抽出および、青年期の精神・発達障害の対面調査に向けて準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、対面調査の実施が制限されおり、調査の同意取得をWebの動画の補助による郵送法で実施するなど調査体制を工夫する必要があり対応に時間を要した。また、法改正により2022年4月より18歳は成人扱いとなり、本人から同意を得る手続きを新しい法律に即した方法にする必要があったため準備に時間を要した。今後、精神神経発達障害のアウトカム評価、DNAメチル化解析、バイオマーカー測定を検討中である。
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Strategy for Future Research Activity |
18歳青年期以降の同意と調査を円滑に行うため新規のデータベースを構築する。児の精神神経発達アウトカムをケースとしたバイオマーカー検索やDNAメチル化解析を実施する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、対面調査の実施が制限されおり、調査の同意取得をWebの動画の補助による郵送法で実施するなど調査体制を工夫する必要があり対応に時間を要した。次年度は精神神経発達障害のアウトカム評価、DNAメチル化解析、バイオマーカー測定を実施する。
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Research Products
(1 results)