2022 Fiscal Year Research-status Report
観光客の観光行動の決定要因と観光地の持続可能性に関する研究
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21K20129
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
高尾 美鈴 中央大学, 経済学部, 助教 (80909341)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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Keywords | 観光需要 / アンケート調査 / Covid-19 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、アンケート調査のための準備を行った。 本研究ではCovid-19が蔓延する中で観光需要を喚起する要因は何か、という問いに対して、観光客の観光行動の動機や行動変容の要因をアンケート調査に基づいて明らかにし、得られた結果を用いて安全安心な観光のための観光地や地域観光資源を有する地域の在り方を理論的に検討することを目的としている。この目的を達成するために、観光に係るリスク等の費用に関してもアンケート調査で質問したいと考えているが、アンケートにおけるバイアスを少なくするためにCovid-19の感染拡大時期を避けて調査をしたいと考え、今年度はアンケートの実施がかなわなかった。 今年度は先行研究や文献調査を行い、アンケートの質問項目を作成してきた。アンケート調査については、次年度感染拡大が落ち着いた後に行うことでより正確なデータが得られるとともに、先行研究に照らしてより詳細な質問を作成することが可能になると考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
Covid-19が蔓延している中でどのような場所へ観光に行ったか、普段の観光とは違い農山漁村部の観光が好まれたのではないか、農山漁村部への観光を1度限りで終わらせないためにはどのような施策が必要だろうか、という内容をアンケート調査したかったのだが、Covid-19の感染が拡大している中では観光へいくことが憚られ、回答者からの正確な回答が得られないと考えた。そのため、アンケート調査時期をずらしたいと思い、研究は遅れている。しかし、感染拡大が落ち着いた後にはすぐにアンケート調査の実施が可能である。次年度の6月ごろにアンケート調査の実施を予定している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、当初の研究計画からは遅れているが、計画に沿って研究を行っていく予定である。アンケート調査を行い、実証と理論の両面から安全安心な観光のための観光地や地域観光資源を有する地域の在り方を検討する。
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Causes of Carryover |
今年度予定していたアンケート調査を行うことができませんでした。そのため、次年度アンケート調査を行うために、次年度使用額を計上します。研究計画はそのままで次年度アンケート調査のために用いたいと考えます。
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Research Products
(1 results)