2023 Fiscal Year Research-status Report
A Study on Educational Improvement Using DP Rubric in Japanese Universities
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21K20273
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Research Institution | The National Center for University Entrance Examinations |
Principal Investigator |
江幡 知佳 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教 (20908157)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2025-03-31
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Keywords | ルーブリック |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は産休・育休のため研究を中断しており、研究実績はない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年度は産休・育休のため研究を中断しており、進展がないため。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の目的は、教育プログラムごとに設定される学位授与方針に基づくルーブリック(以下、DPルーブリック)が日本の大学の教育改善にいかなる役割を果たしうるかを考察することである。この目的を達成するため、これまで、文献調査およびその調査結果に基づく調査対象校の選定、インタビュー調査の実施を通じたデータの取得等を続けてきた。2024年度は、引き続き、取得済みのデータ分析に取り組み、以下の点について考察を深めるとともに、研究成果のさらなる公表に努める。すなわち、①元々、ルーブリックは作文の評価方法の標準化を目的として開発されたものであるが、その当初の目的を離れたカリキュラムレベルのルーブリック=DPルーブリックは、現在の日本の大学においていかなる役割を付与されているのか、②その役割を果たせているのかいないのか、③果たせていないのであればそれはなぜか。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由は、2023年度は産休・育休のため研究を中断しており、支出実績がないからである。 次年度には、さらに研究結果の分析を進めるために、書籍等を購入する計画である。
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