2021 Fiscal Year Research-status Report
妊娠期の社会経済的地位と母子の血圧値との関連と媒介因子に関する前向きコホート研究
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21K21137
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
青地 ゆり 大阪大学, 医学系研究科, 特任研究員 (70907667)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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Keywords | 社会経済的地位 / 高血圧 / 母子 / 出生コホート |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の大阪ユニットセンターに参加している母子のうち、小学2年学童期検査に参加した母子を対象として、妊娠期の両親の社会経済的地位(Socioeconomic status:SES)と産後8年時点の母子の血圧値との関連及び媒介因子について検討することを目的とする。2021年度は小学2年学童期検査に産参加した母親890人、子ども914人を対象にインフォームドコンセント及び血圧値の測定、アンケートを実施し、データベースの作成を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度の学童期検査は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため1日あたりの検査数を制限して実施した。また、参加者数確保のため検査日を増やして実施しているため、検査期間が長期化したことでデータセットの作成及び分析に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度も小学2年学童期検査において母子の血圧値の測定及びアンケートを実施する予定であるが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止を考慮し、1日あたりの検査数を制限する必要がある。2022年度までに学童期検査において得られた母子の血圧値及びアンケートのデータと、エコチル調査本体調査で得られた妊娠期の両親のSES媒介因子のデータを結合したデータセットを作成し、分析を進める。
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Causes of Carryover |
次年度の学童期検査に使用する物品の購入の他、学会参加に係る旅費、印刷費等に充てる。
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