2022 Fiscal Year Research-status Report
The experiences and support needs about decision making for family caregivers of high grade Glioma patients related cognitive dysfunction
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21K21201
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Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
佐藤 仁美 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 講師 (40530225)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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Keywords | 悪性神経膠腫 / グリオーマ / 脳腫瘍 / 意思決定 / 家族看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、データ収集をスムーズに行うためのフィールド調査やメール会議、研究計画書の作成、説明同意文書の作成、インタビューガイドの作成等を行った。フィールド調査では実際に外来診療に同席させていただき、本研究の対象者と同じような境遇の方の生活状況やニーズやサポート状況について知ることができた。このフィールド調査をもとにして対象者が回答しやすいようにインタビューガイドを作成することができた。メール会議では、研究の進捗状況の共有や今後のスケジュールの確認を行なった。本研究は複数の研究施設でのインタビューを予定しているため手続きも複雑であり研究計画書の作成、説明同意文書の作成にも時間を要したが完成することができた。 2022年度も2021年度と同様に、コロナ禍の実習・教育、学生対応等によって教育活動にかなり多くの時間を要した。その影響から研究活動の時間が非常に限られており、研究の進捗も予定より大幅に遅れ、研究期間を1年間延長をすることとした。2023年度はデータ収集・分析を行う予定である。分析の進み具合によっては学会発表もしていくことも考えている。 研究の進捗には大幅に遅れが出ているが、フィールド調査で実際の患者さんやご家族にお会いすることで本研究が必要とされていることを再確認することができた。研究の構想からは時間は経過しているが、本研究の目的は他でも未だ達成されておらず、研究を遂行できるよう努力していきたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度も、コロナ禍の影響が継続しており当初の予想以上に教育活動に従事するスケジュールになった。そのため、研究活動時間の確保が難しく研究の進捗が遅れている。 研究活動に従事できる時間の確保をするために、バイアウト等により研究時間の確保も考えた。しかし、看護教育の質を確保することも必要であり2022年度はバイアウト申請は難しかった。
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Strategy for Future Research Activity |
データ収集、データ分析、学会発表を予定している。
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Causes of Carryover |
2022年度もコロナ禍の影響が継続しており、研究活動のための時間が確保できず、研究計画が遅れている。 2023年度はパソコン購入・ICレコーダーの購入、必要文房具の購入、データ収集のための交通費、データ整理のための研究補助者の賃金、学会発表のための参加費と旅費などの使用を予定している。
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