• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Annual Research Report

人工呼吸器離脱アセスメントE-learning教材の実用化モデル開発と評価

Research Project

Project/Area Number 21K21203
Research InstitutionSt. Luke's International University

Principal Investigator

木村 理加  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10907679)

Project Period (FY) 2021-08-30 – 2023-03-31
Keywords臨床看護師 / eラーニング / 人工呼吸器離脱 / ニーズ調査 / 継続教育
Outline of Annual Research Achievements

初年度は臨床看護師の継続教育に用いられているeラーニングに関するスコーピングレビューを行った。その結果、学習意欲の維持という課題克服に向けて工夫したeラーニングの種類や効果について明らかになったが、本邦ではそれらのeラーニングを活用した調査報告およびeラーニングを阻害する要因やニーズ評価に関する横断研究がないことが明らかになった。そのため、最終年度では日本の臨床看護師のニーズに合わせた学習効果の高いeラーニング教材開発に向けて、eラーニングを用いた看護教育の現状およびニーズ調査を行った。臨床看護師300名を対象に調査を行った結果、eラーニング学習経験ありは81.3%であったが、40歳以上で有意に学習体験がなかった(p=0.03)。eラーニング学習頻度は平均7.3回/年(SD=5.9)であり、COVID-19流行前と比較すると「増えた」「少し増えた」との回答は53.7%(n=131)、増加の頻度は平均5.2回/年(SD=4.1)であった。『eラーニング形式』の希望は「自分の好きな時間や場所で実施できる非同期型」が82.8%(n=202)と最も多かった。効果的な方法として研究報告がある「インタラクティブ性のあるeラーニング」「シナリオベースドラーニング」「ゲーミフィケーション」に対するニーズがあり、今後普及することが期待される手法であることが明らかとなった。また、同じ内容であるが種類を変えた3パターンのeラーニングサンプルに関する調査では、好みが偏ることはない結果となった。さらに、eラーニングの種類の希望について、「双方向的な反応がある」eラーニングが好意的で関心のあるeラーニングの種類であることが明らかになった。これらの結果より、今後本邦の臨床看護師のニーズに合わせた、臨床的要請の高いeラーニング教材開発におけるエビデンス構築に寄与する成果が得られた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Technology Enabled and Enhanced Training (TEET) used for asynchronous e-learning for continuing education of nurses: A scoping review2022

    • Author(s)
      Rika Kimura, Mayumi Matsunaga, Naoko Hayashi
    • Organizer
      第42回日本看護科学学会学術集会

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi