2021 Fiscal Year Research-status Report
インドネシアにおける性的少数派とイスラームの関係:寛容的社会の構築に関する研究
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21KK0016
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
加藤 久典 中央大学, 総合政策学部, 教授 (70621853)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
李 里花 中央大学, 総合政策学部, 准教授 (50468956)
山下 梓 弘前大学, 男女共同参画推進室, 助教 (60762094)
新ヶ江 章友 大阪市立大学, 人権問題研究センター, 教授 (70516682)
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Project Period (FY) |
2021-10-07 – 2026-03-31
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Keywords | イスラーム / インドネシア / 性的少数派 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現地調査が叶わなかったがSNSやインターネットなどを通じて情報収集を行った。また共同研究者との打ち合わせ(2022年3月)もオンラインで行った。 オンライン形式で、インドネシアのムスリムでありトランスマン(女性として生まれたが性自任は男性)への聞き取りを行い、イスラーム社会における性的少数派の実態についての情報を得た。また、性的少数派に対するイスラームの多様な反応などの状況をも確認することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
世界的なパンデミックにより幻聴調査ができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度以降は、現地調査が可能になると予想されるので、インドネシアにおける活動を多くする方針である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により、現地調査ができず渡航費などが未使用だったため。2022年度に渡航が可能になった場合に使用する。
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