2022 Fiscal Year Research-status Report
Study on high safety human interface based on measurement of cerebrovascular and brain function during transient cerebral hypoperfusion
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21KK0180
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
石橋 圭太 千葉大学, デザイン・リサーチ・インスティテュート, 准教授 (40325569)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤間 章英 前橋工科大学, 工学部, 助教 (00847733)
元村 祐貴 九州大学, 芸術工学研究院, 助教 (50645273)
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Project Period (FY) |
2021-10-07 – 2027-03-31
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Keywords | ヒューマンインタフェース / 脳血管機能 / 脳機能 / MRI |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,より安全性の高いヒューマンインタフェースを考察するために,立ちくらみ様の一過性の脳血流低下時の脳血管・脳機能の変化に注目し,ユーザーの脳機能が十全に保たれていない状態における,ヒューマンエラーにつながる潜在的な要因を明らかにする方法を確立する。本課題では簡便に高い再現性で脳血流の低下させることが可能な正弦波下半身陰圧負荷(SLBP)を用い,SLBP時に脳血管・脳機能がどのように変化するのかをMRIを用いて明らかにする。本課題は国際共同研究として,海外の研究協力者の施設にてMRIによる測定を行う。 海外の研究協力者の所属が2022年初頭から申請時の米国ボストンの大学からオランダ・エンスヘデのTwente大学へ移動となり,実験実施場所の変更に伴う対応が必要となった。2022年度は,Twente大学での実施にむけて準備を行った。現地での打ち合わせも経て,MRI等の測定におけるハード面だけではなく,倫理委員会などのソフト面でも十分に実施できる環境であることが確認できた。 一方で,実験に使用するために当初購入予定であった,MRI対応の連続血圧計が,SLBP時の血管応答を測定するには十分な性能を有していなかったことが明らかとなったたため,購入を取りやめ,連続血圧計ではなく通常のカフ式血圧計(MRI対応)に切り替えて実施することとなった。今後,測定装置の変更にともなう実験プロトコルの検証も含めて綿密に準備を行う予定である。 なお,現地で使用するMRI対応のSLBPチャンバーの製作方法について,国際会議にて発表し情報共有を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
海外の研究協力者の所属が2022年初頭から申請時の米国ボストンからオランダ・エンスヘデへ移動となり対応が必要となったが,十分に実験を実施できる環境であることが確認できた。
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Strategy for Future Research Activity |
当初購入予定であった,MRI対応の連続血圧計が,SLBP時の血管応答を測定する性能を有していなかったことが明らかとなったたため,連続血圧計ではなく通常のカフ式血圧計に切り替えて実施することとなった。実験プロトコルの見直しも含めて,綿密に準備を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
当初購入予定であった,MRI対応の連続血圧計を上記の理由で購入しなかったため,執行額が少なかった。通常のカフ式血圧計もMRI対応のものは高額であるため,前倒しで請求を行い次年度に購入する予定である。
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