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2022 Fiscal Year Research-status Report

早産児・低出生体重児における医療提供体制に資する質評価等の国際比較研究

Research Project

Project/Area Number 21KK0275
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

新城 大輔  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (10707285)

Project Period (FY) 2022 – 2024
Keywords早産児 / データベース / 医療の質の評価
Outline of Annual Research Achievements

早産児における医療提供体制に資する質評価等の国際比較研究に着手した。両国のAdministrative Databaseを活用し、早産児の質評価を両国にて実施し、その結果を比較するcomparative studyとして実施する。基課題で評価する本邦の早産児等のアウトカムについて、施設・地域間のばらつきや施設因子の説明力が「大きい/小さい」かどうか(改善可能
性の有無)を判断することが困難なものがあり、(疾病特性を考慮したうえで)医療提
供体制に還元可能な情報を十分に得ることが難しいケースがあることを考慮し、国際比較研究に発展させることで医療提供体制のより詳細な評価が可能になると期待する。
2022年度においては、研究計画の詳細調整ならびに渡航先における研究倫理審査のための手続きを中心的に行った。McMaster Universityにおいて研究倫理講習を受講したうえで、研究倫理審査の手続きを行い、無事にカナダ側のデータ分析について承認を得ることができた。また、カナダ側データの利用に必要な書類作成を行い、データ管理機関であるICESにデータ利用申請を行った。先方との複数回のMTGを経てデータの利用可能性を確保することができた。現在、予算を考慮したうえで、データ抽出範囲・加工範囲をICES側と調整しているほか、ICESが保有する各データベースの構造情報や変数定義資料を通読して先方のデータベースの理解を深め、データ解析に向けた準備を進めることができた。
また、本邦分データ分析に向けて、生成する変数の詳細検討、データ抽出に必要なマスタ整備、データ抽出作業までが完了した。来年度以降で解析用データセットの生成を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

最も時間を要すると想定された渡航先における研究倫理審査が完了するとともに、カナダ側データ管理機関であるICESへのデータ利用申請が順調に進展しているため。

Strategy for Future Research Activity

円安および渡航先における物価高等の影響を受けて、滞在期間が当初計画よりやや短くなる予定である。短期間での解析完了にむけて、ICESデータ利用経験者とのMTGを調整しており、利用可能な資源を最大限に活用して研究実施を進める。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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