2012 Fiscal Year Annual Research Report
構成的手法による身体バブリングから社会性獲得にいたる発達過程の理解と構築
Project/Area Number |
22220002
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
浅田 稔 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60151031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細田 耕 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (10252610)
長井 志江 大阪大学, 大学院・工学研究科, 特任准教授 (30571632)
荻野 正樹 関西大学, 総合情報学部, 准教授 (00397639)
成岡 健一 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 特任研究員 (30588356)
森 裕紀 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (80610849)
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Project Period (FY) |
2010-05-31 – 2013-03-31
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Keywords | 自他認知 / 認知発達モデル / 赤ちゃんロボットプラットフォーム / 乳幼児向けおや行動 / リザバーコンピューティング |
Research Abstract |
ロボットプラットフォームの開発:前年度設計,試作した広い関節可動域を有する筋骨格赤ちゃんロボット身体の改良に努めた,また,幼児型アンドロイドAffettoの開発では,一部設計改良の余地がみつかり,改良に努めた. ミラーニューロンシステム(MNS)の創発における視覚発達スケジュールの役割:前年度モデルでパラメータの範囲を広げて,モデルの頑強性を確認した. 計算理論基盤構築:リカレントネットワークの一種であるエコステーとネットワークを用いて,身体バブリングに関する実ロボット実験を行い,その成果を国際学会に投稿し,受諾され,学会発表を行った.親子間相互作用:移動エントロピーを用いた乳幼児~養育者インタラクションの定量的解析を実施し,赤ちゃん学会でポスター発表し,最優秀ポスター発表賞を受賞した. 物体との相互作用運動:ボールスローイングタスクにおいて物体操作の探索を段階的に発見していく手法を探索し,人工知能の研究会において人工知能学会賞を受賞した.
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